LLMアプリ脆弱性診断

LLMアプリケーションに対して、自動診断と手動検証を組み合わせて、実際の業務影響を踏まえた脆弱性診断を実施します。プロンプトインジェクション、機密情報漏えい、RAGの権限境界、出力制御、再現性、改善優先度などを確認します。

項目内容
対象顧客本番前のAIチャット、社内LLM、RAG
内容自動+手動診断、Prompt Injection、RAG、出力制御、再現手順整理
成果物詳細報告書、再現手順、改善優先度、報告会
価格目安50〜100万円

サービス別の確認イメージ

LLMアプリの攻撃面を横断的に確認

LLMの応答だけでなく、入力、RAG、外部連携まで含めて、業務影響につながる接続部分を確認します。

入力
チャット / API / ファイル / URL
処理
プロンプト制御 / RAG / 外部連携
出力
機密情報 / 制御回避 / 内部情報露出
運用
再現手順 / 影響度 / 改善優先度

このような課題に対応します

  • 本番前にAIチャットや社内LLMの攻撃面を確認したい
    本番リリース前のAIチャット、社内LLM、顧客向けAI機能に対して、Prompt Injection、System Prompt Leakage、機密情報出力、出力制御回避などを確認します。単なるテスト入力ではなく、実際の利用者・業務フロー・扱う情報を踏まえて影響を評価します。
  • RAGや外部連携を含む実装リスクを把握したい
    RAG、ファイルアップロード、外部API、業務システム連携がある場合、LLMの応答だけでなく、データ取得・権限境界・出力処理を確認します。通常のWebアプリ診断では見落としやすい、AI機能と既存機能の接続部分を重点的に見ます。
  • 開発チームが再現できる報告書が必要
    指摘事項は、入力例、前提条件、観測結果、想定影響、修正方針を整理して報告します。開発チームがBacklogやJiraなどのチケットに落とし込みやすいよう、再現手順と改善優先度を明確にします。

対象となるシステム・構成

  • 顧客向けAIチャット
  • 社内LLMアプリ
  • LLM API連携機能
  • ファイル要約・文書分析機能
  • 問い合わせ自動応答Bot
  • 簡易RAGを含むAIアプリ
  • AI機能を組み込んだSaaS

主な確認観点

  • 直接Prompt Injection
  • 間接Prompt Injection
  • System Prompt Leakage
  • Sensitive Information Disclosure
  • 出力制御回避
  • ファイル・URL・外部コンテンツ経由の誘導
  • RAGやAPIとの接続部分
  • 認証・認可とAI機能の結合不備
  • 再現性・改善優先度
  • エラーメッセージや内部情報露出

対象外・別見積となる範囲

  • クラウド基盤全体の設定診断
  • AIモデルそのものの学習データ監査
  • 法的判断や規制適合性の保証
  • 24時間監視
  • 本格的なRed Team演習
  • 大規模なソースコードレビュー

ご準備いただく情報

  • システム概要と利用目的
  • 検証用URLまたは検証環境
  • 権限別のテストアカウント
  • 画面・API・入力経路の一覧
  • RAG、ファイル投入、外部連携の有無
  • 実施してはいけない操作や時間帯
  • 再現確認に必要な画面・API情報

相談タイミング

  • 本番リリース前
  • 顧客提供前
  • 社内展開前
  • RAGや外部連携を追加した時
  • AI機能の大きな仕様変更前

成果物

項目内容
報告書詳細報告書、再現手順、改善優先度、報告会を、管理者向けサマリーと技術詳細に分けて提示します。
再現手順開発チームが確認できる入力例、前提条件、観測結果を整理します。
改善優先度技術的リスク、業務影響、対応難易度を踏まえて改善順序を示します。

進め方

01

事前ヒアリング

AIチャット、社内LLM、RAGなどの利用用途、利用者、扱うデータ、リリース予定を確認します。診断の前提と優先順位を整理します。

02

対象範囲の確定

画面、API、RAG、外部連携、禁止事項を合意します。テストアカウントや権限条件も確認します。

03

脅威モデリング

データフロー、権限境界、入力経路、出力制御を整理し、成立し得るLLMアプリケーション特有の攻撃シナリオを定義します。

04

自動診断

Prompt Injection、機密情報漏えい、出力制御回避などの代表的な観点を自動・半自動で広く確認します。

05

手動検証

業務仕様や文脈依存の挙動を踏まえ、検出事項の再現性、悪用可能性、実際の業務影響を確認します。

06

報告会と改善支援

詳細報告書、再現手順、改善優先度を提示し、開発チームが修正に着手できる形で報告会を実施します。

料金目安

50〜100万円

料金は対象システムの規模、機能数、連携先、診断範囲、報告会の有無によって変動します。正式なお見積りはヒアリング後にご提示します。

診断情報の取扱いについて

診断業務で取り扱う設計資料、プロンプト、認証情報、RAG関連データ等は秘密情報として管理します。これらの情報は、原則として外部の生成AIサービスに入力しません。必要がある場合は、事前に利用目的と取扱い範囲をご説明し、お客様の承諾を得たうえで利用します。

LLMアプリ脆弱性診断を相談する

対象範囲が未確定の段階でも、初回相談で診断範囲と優先度を整理できます。
対象範囲、連携先、報告会の有無を確認し、正式なお見積りをご提示します。